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Drug Delivery System
Vol. 25 (2010) No. 2 P 110-119

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http://doi.org/10.2745/dds.25.110

特集 “がんの標的療法:基礎と実地臨床” 編集 : 羽渕友則

骨はその基質中に豊富に増殖因子を蓄えており,骨リモデリングにより常時その増殖因子を骨髄中に放出しているため,骨髄はきわめて肥沃な環境となっている.血流を通じて原発巣から骨に侵入したがん細胞は,このような骨の肥沃な環境を利用して自身の増殖,生存を図り,さらに自身がさまざまなサイトカインを産生することにより骨環境を自身の増大に都合がよいように変えようとする.このようながん細胞と骨との悪循環を断ち切る薬剤の開発が骨をターゲットとする選択的がん治療に結びつく.

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