Dental Medicine Research
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臨床講座
在宅歯科医療の概論と実践
山口 麻子佐藤 裕二北川 昇桑澤 実希
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2013 年 33 巻 1 号 p. 117-122

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抄録

日本は急増する高齢者に対する医療施策として, 1986年から在宅医療を積極的に推進してきた. 1992年には医療法を改定し, 居宅 (自宅) は「医療提供の場」と位置づけられた. 老年人口割合 (高齢化率) が24%を超えた今日, 在宅医療は「外来」「入院」に次ぐ「第3の医療」として超高齢社会になくてはならないシステムとなった. これに伴い, 在宅歯科医療を利用する患者も増加し, 全身疾患や口腔機能障害の重篤度により, 求められるニーズも多様化している.
本稿では, 在宅歯科医療の概論と患者のニーズへの対応法について述べる.

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© 2013 昭和大学・昭和歯学会
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