東北厚生年金病院皮膚科
1993 年 103 巻 5 号 p. 663-
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複合ビタミン剤(ノイロビタン錠R)内服約3週後より日光裸露部に紅斑・漿液性小丘疹を生じた1例につき報告した.本剤による日光過敏症の報告はこれまでにはない.貼布試験の結果はICDRG判定基準により(■),同じく光貼布試験(UVA 6J/cm2)の結果は(■)と反応増強.正常人コントロール5名について同様試験を施行したがすべて陰性であった.したがって,本症例は,光遅延型アレルギー性薬疹発症中に光なしの遅延型アレルギーも誘導されたものと考えられた.
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