日本皮膚科学会雑誌
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皮膚科セミナリウム 第56回 色素異常症
尋常性白斑の診断と治療
古賀 道之
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2009 年 119 巻 14 号 p. 3015-3022

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抄録

後天性,特発性に生じる境界明瞭な白斑を尋常性白斑という.若年者に生じ一定の皮膚分節内に急速に拡大した後固定する分節型白斑と,全年齢層に生じ生涯進行して全身に及ぶ非分節型白斑がある.病因として自己免疫説,神経説,Redox制御異常説などがあるが詳細は明らかでない.分節型白斑の治療としては固定期の手術療法が,非分節型白斑では早期におけるステロイドやタクロリムスの外用,PUVAやナローバンドUVBの照射がすすめられるが,陳旧性白斑の汎発例では脱色療法も考慮する.

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© 2009 日本皮膚科学会
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