滋賀医科大学
岡山大学
2009 年 119 巻 5 号 p. 873-879
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
膿疱性乾癬は,病理組織学的にKogoj海綿状膿疱を特徴とする角層下膿疱を形成する原因不明の疾患である.発熱,全身倦怠感を伴って全身の潮紅皮膚の上に無菌性膿疱が多発する汎発性と掌蹠など一部に皮疹が出現する限局性に分類できる.汎発型膿疱性乾癬はいわゆる特定疾患であり,本年度,診療ガイドラインがまとめられた.ここでは,診療ガイドラインにそって,汎発性(全身性)膿疱性乾癬を中心として解説したい.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら