日本皮膚科学会雑誌
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原著
各種局所療法や羊膜移植が有用であった粘膜類天疱瘡の3例
越後 岳士折戸 秀光濱口 儒人藤本 学竹原 和彦小林 顕橋本 隆
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2012 年 122 巻 11 号 p. 2647-2654

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抄録
症例1,65歳男.口腔・眼・咽喉頭粘膜症状があり,表皮側に反応するIgG/IgA抗基底膜部自己抗体を有し,ELISA法で抗BP180-NC16a抗体陽性.プレドニゾロン(PSL)内服とベタメタゾン吸入・点眼で改善.症例2,72歳女.口腔・眼・咽喉頭粘膜・皮膚症状があり,真皮側に反応するIgG抗基底膜部自己抗体を有した.PSL内服とシクロスポリン内用液含嗽で改善.症例3,74歳女.両眼結膜に双頭翼状片を認め癒着していた.PSL内服と羊膜移植術にて改善.粘膜類天疱瘡は自己免疫性水疱症の中でも極めて頻度が低く,病型も多彩で,対応抗原の同定が困難なことから早期の診断が難しいが,粘膜病変をみる際には念頭におく必要がある.
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© 2012 日本皮膚科学会
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