大阪市立大学大学院
2012 年 122 巻 3 号 p. 581-585
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爪に病変をきたす感染症には,真菌,細菌,ウイルスなどによるものがある.中でも多いのが爪真菌症で,爪の白濁,肥厚,変形など種々の病変をきたす.同様の病変は,爪の乾癬や掌蹠膿疱症など非感染性疾患でもみられるため,直接鏡検は非常に重要である.本稿では,爪の感染症を,爪真菌症を中心に,病原体ごとに分類して,それぞれの診断,治療上の主な注意点を概説する.
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