国立病院機構熊本医療センター皮膚科 熊本大学医学部附属病院皮膚科形成再建科
国立病院機構熊本医療センター皮膚科
熊本大学医学部附属病院皮膚科形成再建科
2013 年 123 巻 2 号 p. 143-147
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2011年度に国立病院機構熊本医療センターを受診した患者のうち,重篤な全身症状を呈した褥瘡4例を報告する.全症例にて褥瘡を起因とする重症の細菌感染症を合併していた.1例は救急車による受診,3例は医療機関に受診中であった.4例中1例は死亡退院した.褥瘡に対する認識不足により,病態の重篤化や多大な経済的損失を引き起こす可能性があり,医療機関を含む社会への啓蒙が必要である.
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