近畿大学
2013 年 123 巻 9 号 p. 1765-1772
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尋常性白斑は後天性の脱色素斑を呈する難治性皮膚疾患である.ゲノムワイド関連解析による疾患関連遺伝子群の同定や,分子生物学的解析により,発症機構が急速に解明されてきている.ナローバンドUVBなどの光線療法やビタミンD3製剤外用,パンチグラフトなどの治療法が一般化し,治療の有効率が向上してきている.本邦尋常性白斑診療ガイドラインが提唱された.さらなる発症機構の解明と根拠に基づく治療法の展開が期待されている.
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