金沢大学医薬保健研究域医学系皮膚分子病態学
2017 年 127 巻 9 号 p. 2097-2104
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当施設で経験した抗SRP抗体陽性皮膚筋炎患者3例の臨床的特徴について検討した.平均年齢は57歳で全例女性であり,皮膚症状としてゴットロン徴候が共通してみられた.3例とも筋力低下があり,筋原性酵素は高値だった.間質性肺炎と悪性腫瘍は1例ずつにみられた.悪性腫瘍を合併した1例は抗TIF1抗体が共存していた.1例はステロイド内服単独で,2例はステロイド内服に加え免疫抑制剤を併用し症状は寛解した.
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