東京医科大学皮膚科学分野
2021 年 131 巻 3 号 p. 531-536
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人工毛植毛により皮膚障害が生じることは知られているが,現在でも男性型脱毛症に対して人工毛の植毛が行われており,植毛部の皮膚障害を診察する際に患者自ら人工毛植毛の既往について申告しない症例も少なくない.今回我々は,人工毛植毛により生じた皮膚障害を4例経験し,臨床所見,トリコスコピー所見および病理組織学的所見をまとめ,人工毛植毛による皮膚障害の特徴とその機序について考察し,早期の病態把握の重要性について記す.
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