2024 年 134 巻 12 号 p. 3001-3009
2004年~2023年の20年間に当科で経験した結節性紅斑患者101名116症例において,発症に関連する因子や基礎疾患を後ろ向きに検討した.2004年からの前半10年と2014年からの後半10年に分けて比較したところ,前半から後半にかけて増加したのは,ベーチェット病(21%→29%),薬剤(2%→10%),炎症性腸疾患(2%→10%)で,減少したのは感染症(31%→19%)だったが,いずれの変動も統計学的に有意ではなかった.特発性の割合は前半で37%,後半で24%だった.