東北大学
2025 年 135 巻 9 号 p. 2067-2075
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膠原病・血管炎に伴う皮膚潰瘍の治療に際しては,その成因となる病態の治療を行うとともに,創傷治癒遅延に関わる病態にも適切に対処する必要がある.前者には循環障害,血栓症,血管炎・血管傷害,脂肪織炎,水疱形成(液状変性),石灰化があり,後者には感染症,痛みの悪循環,高度な線維化などが挙げられる.これらは複合的に存在することも多く,経時的に変化しうるため,その時々の皮膚潰瘍の状態に応じた柔軟な対応が求められる.
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