弘前大学医学部皮膚科教室
1978 年 88 巻 4 号 p. 263-
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表皮の厚さと表皮細胞核ヒストンとの関係に関する報告は少い.著者は各種ヒストン染色法に顕徴測光法を組合せて,表皮の厚さと基底細胞核ヒストン塩基度との関係を検索した.表皮の厚さが一定しているモルモット耳部および足底部組織の比較では,表皮の薄い方で基底細胞核ヒストン塩基度の低下か認められ,その差は主としてリジン残基に由来するものであったべ減している生長期マウス尾部組織では,表皮が薄くなるとともに基底細胞核ヒストン塩基度は増加していた.
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