新生 ddY 系マウスに Ultraviolet B(UVB) 照射を行い,核酸代謝に関連する de novo 系の酵素の変化を経時的に調べた. Amidophosphoribosyl transferase の活性には大きな変動はみられなかった.また UVB 照射後,高遠液体クロマトグラフィーでは GMP(Guanosine monophosphate) の増加と Xanthine の著明な低下がみられ, Salvage 系の増加が示唆されて,既報の結果を実証したl)-3)さらに核酸代謝に引き続くタンパク質合成について調べると,アミノ酸の取り込み実験からアミノ酸代謝にも変化が生じていることが推測された.