動物臨床医学
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犬パルボウイルスおよび犬ジステンパーウイルスワクチン効果について
上林 譲, 寺村 浩一, 下城 真佐子, 吉田 紘子, 深田 恒夫
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2004 年 13 巻 2 号 p. 67-70

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抄録
犬におけるワクチネーションプロトコールを検討するにあたり、その基礎的資料を提供するために、臨床上健康な犬でコアワクチンである犬パルボワクチン(CPV)および犬ジステンパーワクチン(CDV)を毎年接種している犬(毎年接種群)と3年前に接種し、それ以降接種していない犬(3年毎接種群)の抗体価を比較検討した。CPV Hemoagglutianting inhibition(HI)抗体では毎年接種群と3年毎接種群の間に有意差(p<0.05)が認められた。感染防御ありとした64倍以上抗体価を示した犬は毎年接種では17頭中全頭であり、3年毎接種では18頭14頭(78%)であった。CDV中和抗体では毎年接種群と3年毎接種群の間に有意差は認められなかった。64倍以上の抗体価を示した犬は毎年接種では17頭中16頭(94%)であり、3年毎接種では18頭中11頭(61%)であった。したがって、臨床獣医師にとっては犬の疾病予防の責任を果たす必要からこれらの混合ワクチンは毎年接種が必要と思われる。
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© 2004 動物臨床医学会
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