北摂夜間救急動物病院 [日本]
2019 年 28 巻 4 号 p. 135-139
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咽喉頭および食道内異物と診断された犬75症例において各種検討を行った。その結果,小型犬種が占める割合が高く,異物の閉塞部位は食道尾側が最も多く,内視鏡処置による異物摘出成功率が高かった。過去の報告に比較して,異物は骨類が少なく,犬用おやつ製品や果物や野菜類が8割以上を占めたことから,異物による組織損傷は比較的軽度であり,重度な併発症は少なかった。
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