ディサースリア臨床研究
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クライエントの日常コミュニケーションの自己評価を主軸に据えたSTアプローチ
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2012 年 1 巻 1 号 p. 27-32

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抄録
一側性上位運動ニューロン性(unilateral upper motor neuron ; UUMN)ディサースリアに対して有効な言語治療手技については不明な点が多く,ことに臨床経過については内外においてほとんど検討がなされていない.本論ではUUMNディサースリア1例に対してconstraint-induced movement therapy(CIセラピー)とリズミック・キューイング法を実施し,その有効性について検討した.臨床経過より,いずれも有効であった.また,国際生活機能分類(Internationalclassification of functioning, disability and health;ICF)に基づいて体系的に治療を進めたことによって効率的に各レベルで時宜に適った治療効果を得ることができたものと思われ,その重要性が示唆された.
© 2012 日本ディサースリア臨床研究会
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