経済教育
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シミュレーションを活用した課題を自ら発見する主体的な学び
─「知」のモデル化理論による社会科・公民科の授業開発─
高橋 勝也
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2018 年 37 巻 37 号 p. 33-42

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抄録

「 社会科・公民科においては,社会的事象に関心を持って多面的・多角的に考察し,公正に判断する能力と態度を養い,社会的な見方や考え方を成長させることが求められている。

 教室にいるすべての子供たちには,今まで経験で培ってきた既得知識を兼ね備えて,学ぶべき現代社会の諸課題と向き合っている。本稿の仮説は,既得知識と現代社会の諸課題という両者が教材化されたシミュレーションの介入でマッチングすると,子供たちのスムーズな社会認識形成を可能とするというものである。この作業,いわば作用力をここでは,「知のモデル化」と定義しており,一言で表せば,子供たちの経験や既得知識だけで,社会認識を形成することである。

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© 2018 経済教育学会
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