抄録
筆者は,“ わたしたち ” という視点から,多様な人々がウェルビーイング(身体・精神・人とのつながりなど,さまざまな側面を含む人それぞれのよく生きるあり方やよい状態)をつくりあうための方法論や,探求のためのツール開発を行ってきた。本稿では,“ わたしたち ” の範囲を,身近な人や不特定多数を含む社会に限らず,自然環境や地球の生態系まで含め,自身をその一部としてとらえる視点から,どのようにウェルビーイングを自分個人から地球まで広げて実現することができるのか,個人のウェルビーイングと社会や地球環境の持続可能性が併存する「サステナブル・ウェルビーイング」実現のためのコンピテンシー(資質/能力),およびその獲得に資するテクノロジーについて考察する。