栄養学雑誌
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カロチンの吸收に関する生化学的研究 (VI)
ビタミンAとカロチンの利用効率の比較
松室 秀夫北川 三郎伊藤 啓二林 令子松崎 啓子
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1958 年 16 巻 5 号 p. 165-167

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抄録

以上の結果を総括すると, (1) 幼白鼠に合成V. A又は結晶カロチンを毎日80I. U. ずつ経口投与した場合, 成長率はカロチン群はV. A群に比してやや劣る。(2) 肝臓中V. A貯蔵量はカロチン群はV. A群より少く, 雌は雄に比しやや多い傾向が見られる。(3) 尿便中の排泄量は投与当日には殆どなく2~3日目に大部分を排泄し, 5日目には殆んど排泄されない。(4) 排泄率は合成V. Aでは5%, 結晶カロチンは10%を示した。

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