家族構成員を分析因子として, 朝食・夕食ごとに料理摂取形態について調査を行い, 次の結果を得た。
1. 朝食においては, 全員摂食型, 非全員摂食型とも, 料理摂取形態は, 白飯を中心とした群とパンを中心とした群とに分けられた。
2. 朝食と夕食とに摂取される料理の種類及び数に相違がある。これは日本人の食習慣の形成過程において朝食と夕食との位置づけの相違によるものと考えられる。
3. 同一家族では, その家族構成員全員が必ずしも同一の料理を摂取しているとは限らない。とくに子供の成長につれて, 夫と妻の群と子供の群とに食事に対する要求が分化していくことが明らかになった。