栄養学雑誌
Online ISSN : 1883-7921
Print ISSN : 0021-5147
1日摂取食塩量10gを目標とした食事下における間食について
低塩味への慣れに関する考察 (第2報)
松本 仲子福田 加代子
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キーワード: 鹹味, 低塩味
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42 巻 (1984) 6 号 p. 339-343

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抄録

女子学生を対象に, 入寮時から1日摂取食塩量10gを目標とした給食を供したとき, 間食によって食塩を補給することの有無について実態調査を行った。また, 1日摂取食塩量10gを目標とした食事を1年間喫食したとき, その間の間食の種類の変化, および低塩味の慣れに対する自覚についてアンケート調査を行い, 次の結果を得た。
1) 間食によって食塩を補給するか否かの実態調査の結果は,“これまでと変わらなかった”と回答した者が81.1%を占め, 減少した食塩量を間食によって補うことはないと考えられた。
2) アンケート調査期間中, 間食をとった人の割合は50.0~75.7%, このうち塩分を含む間食をとった人の割合は58.8~80.0%で, 食塩を含む間食から摂取したと推定される食塩量は1人1日当たり平均0.26~0.58gであった。
3) 間食の種類の変化を調査した結果は, ポテトチップ, せんべいなど塩味のある間食のとり方が,“以前と変わらない”, あるいは“以前より食べなくなった”と回答した者は78.3%であった。
4) 低塩味指向になったか否かの自覚について質問した結果は,“非常にうす味になった”8.3%,“うす味になった”41.7%,“少しうす味になった”31.7%など, 低塩味指向を自覚する者の割合は81.7%であった。

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