46 巻 (1988) 1 号 p. 35-40
遊離グルコサミンを37℃で30日間放置褐変したグルコサミン褐変物質 (BGA) と, 褐変前の遊離グルコサミン (WGA) を, いわし開き干しとビスケットに添加し, 保存期間中の油脂に対する抗酸化性を測定し, 次のような結果を得た。
1) いわし開き干しおよびビスケットに添加したWGAとBGAは, 明らかにPOVの増加を抑制し, 特に, BGAで作用が強かった。
2) 保存期間中のいわし開き干しの水分の変化は, WGAとBGAで減少が少なかったが, ビスケットではこの現象がみられなかった。