栄養学雑誌
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子どもの間食摂取と歯科衛生との関連
岡崎 光子八木 裕子
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1989 年 47 巻 2 号 p. 77-84

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抄録

地方都市 (155名) と農村 (41名) の3歳児健康診断受診児の保護者 (主に母親) を対象に, 子どもへの間食の与え方とその内容, および歯科衛生との関連につき調査した。結果は以下のとおりである。
1) 間食の与え方とその内容
(1) 定刻に間食を与えている割合は, 地方都市に多かった。
(2) 定刻に与えられない主な理由は, 両地域とも“子どもが欲しがるから”であった。
(3) 両地域ともスナック菓子が間食で最もよく喫食されていた。
(4) 農村の子どもは地方都市の子どもに比較し, 乳酸菌飲料をよく与えられていた。
(5) 地方都市では農村に比較し, 牛乳を毎日飲ませている母親が多かった。
2) 歯科衛生について
(1) 農村の子どもは地方都市の子どもに比較し, 刷掃開始時期は遅い傾向にあった。
(2)“水または茶を飲ませる”歯口清掃方法は農村の子どもに多かった。
(3) 地方都市の子どもは, 農村の子どもに比較し, う歯の無い子どもが多かった。かつ, う蝕罹患型はO型 (う蝕無しの場合を意味する) が多かった。

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