E-journal GEO
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解説記事
ジオパーク活動における地理学的視点の役割
柚洞 一央新名 阿津子梶原 宏之目代 邦康
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2014 年 9 巻 1 号 p. 13-25

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抄録

ジオパークは,地形・地質遺産が主となって構成されるが,特に,これまで日本のジオパークでは地質公園的な側面が強く現れていた.Global Geoparks Networkのガイドラインでは,地形・地質のほか,生態系,考古,歴史,文化的価値を持つものの重要性も述べられている.それらは地理学的視点によって関連性を科学的に整理し理解することが重要である.地理学の成果にもとづいて,それぞれのジオパークのストーリー,ナラティブが構築されれば,その地域で発生している問題の解決の糸口を与えることになるだろう.そうすることにより,ジオパークの活動が持続可能な発展を目指すものとなる.

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© 2014 公益社団法人 日本地理学会
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