エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
第20回エレクトロニクス実装学会講演大会
セッションID: 23A-11
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はんだ接合部の衝撃せん断変形にともなう起電力の検討
*熊沢 鉄雄中山 昇坪根 健一郎伊東 伸孝安陪 光紀
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抄録

Sn-Ag-Cuボール接合部の衝撃せん断試験を行い、変形にともなって発生する起電力を調べた。起電力ピーク値は衝撃速度に比例して増加した。起電力ピーク値は低速せん断変形では大きいが,衝撃では小さい。起電力ピーク値の大小は破面の様相に依存して変わることがわかった。これらの結果から,変形にともなう起電力を評価することで、接合部の強度、変形評価ができる可能性があることが分った。

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© 2006 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
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