主催: 社団法人エレクトロニクス実装学会
基板内部に電子部品を内蔵した部品内蔵基板は、基板内部で3次元に配置、接続された3次元実装の一形態である。従来の多層プリント基板を製造する場合とは異なり、内蔵する電子部品の3次元座標を規定し、接続情報、搭載する部品形状などを保持するデータフォーマットが必要となる。従来のGERBERデータに替わる、新しいデータフォーマット「FUJIKO」を開発した。このデータフォーマットを用いることによって、基板設計後の製造、検査工程で必要となるデータを高い信頼性で高速に転送することが可能となる。