エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集
第28回エレクトロニクス実装学術講演大会
セッションID: 5A-19
会議情報

第28回エレクトロニクス実装学術講演大会
電源線から侵入した外乱に起因するクロックグリッチによるFPGA誤動作事例
*五百旗頭 健吾前島 一仁渡辺 哲史籠谷 裕人野上 保之林 優一豊田 啓孝曽根 秀昭
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
バルク電流やバーストといった外乱注入により発生した暗号FPGAの誤動作に関して考察した。特に発生した誤動作の直接原因がクロックグリッチの場合について、まず、外乱によりFPGAのクロック配線にグリッチが重畳することを実験により検証した。次に、発生した誤動作をグリッチ付クロックをFPGAに直接与える構成において再現し、回路動作とグリッチの関係を検証した。以上の実験結果に基づき、外乱によりクロックグリッチが発生した場合の誤動作発生機構、および評価環境における誤動作発生確率を示した。
著者関連情報
© 2014 一般社団法人エレクトロニクス実装学会
前の記事 次の記事
feedback
Top