主催: 日本液晶学会
会議名: 2006年 日本液晶学会討論会
開催地: 秋田大学 手形キャンパス
開催日: 2006/09/13 - 2006/09/15
本研究では、ヒト造血幹細胞からの巨核球・血小板造血に対する液晶性化合物の作用を検討し、薬理活性機能の評価を試みた。造血因子であるトロンボポイエチン存在下で、数種類の複素環化合物(10-100nM)が有意に巨核球造血を促進した。またこれらとは異なる液晶形成基を有する化合物で、成熟巨核球からの血小板産生促進作用が観察された。液晶性化合物に造血促進作用という新たな機能が見出された。