日本液晶学会討論会講演予稿集
Online ISSN : 2432-5988
Print ISSN : 1880-3490
ISSN-L : 1880-3490
2006年 日本液晶学会討論会
セッションID: 1C09
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バナナ型液晶を用いた新規液晶ディスプレイモード開発
*新保 仁男Gorecka EwaPociecha Damian荒岡 史人後藤 正直高西 陽一石川 謙Mieczkowski JozefGomola Kinga竹添 秀男
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抄録
我々は、バナナ型液晶を用いた新規液晶ディスプレイモードの開発に成功した。本モードでは配向処理が有効で電場に応答するという特徴を持つSmX相を用いている。開発されたモードでは、高速応答、高コントラスト比、広視野角、連続的階調表示が実現された。 また、SmX相においてSHGの電場依存性測定を行ったところ、Langevin関数に従った応答を示し、数百の分子がクラスタを形成し協同的に電場に応答していることが分かった。
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© 2006 日本液晶学会
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