電気泳動
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シンポジウムII:電気泳動法と臨床検査―新たな発展に向けて
血清蛋白質分画電気泳動の自動化について
妹尾 英樹
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2016 年 60 巻 1 号 p. 19-22

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抄録

常光は,レントゲンフィルム,および,医療機器を取り扱うディーラーとして1947年に創業した.1964年に,当時の富士写真フイルム株式会社が開発した,国産初のセルロースアセテート膜の販売を開始した.この膜による電気泳動法が普及するにつれて,検査に要する工程を用手法による手作業から機械による自動測定へ省力化したいとのニーズが広がった.そこで当社はまず,濃度の測定を自動化する濃度計を開発・販売した.本装置により,各検体の分画パターンから分画値%を算出する作業が手間も時間も一挙に改善された.本稿では,セルロースアセテート膜による血清蛋白分画電気泳動の自動化について,その開発経緯や内容を紹介する.

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© 2016 日本電気泳動学会
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