電気泳動
Online ISSN : 2189-2636
Print ISSN : 2189-2628
総合論文
免疫アフィニティー捕捉とキャピラリー等電点電気泳動を一体化した分析法のタンパク質医薬分析における可能性
志村 清仁
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2018 年 62 巻 1 号 p. 19-21

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抄録

キャピラリー等電点電気泳動法はタンパク質医薬の不均一性を効率よく分析できる.著者とその共同研究者は最近1本のキャピラリー内で免疫アフィニティー捕捉と等電点電気泳動分離を結合する方法を開発した.本法はキャピラリー内で実試料の試料前処理,すなわち精製と濃縮を行い,引き続いてそのキャピラリー内で等電点電気泳動による分離を行う.本法はタンパク質医薬の製造過程での分析や,投与患者の薬物動態解析において,微量試料を用いた高精度な自動化分析法として新しい選択肢を提供する.

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© 2018 日本電気泳動学会
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