千葉大学大学院工学研究科
2011 年 4 巻 3 号 p. 192-197
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携帯電話に代表される移動体通信機器には,表面弾性波やバルク波等の弾性波共振子を利用した高周波フィルタ,デュプレクサが多用されている.ほとんどの機能が半導体集積回路で,しかもディジタル技術で実現されている現在,残されたアナログ素子にもより一層の性能向上とともに新機能の付加が要請されている.本稿では,通信機器でこれらの素子がなぜ利用されるのか,特徴は何か,そして,更にはそれらの素子の限界がどこにあり,それに対してどのような解決法が提案されているのかを明らかにする.
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