Experimental Animals
Online ISSN : 1881-7122
Print ISSN : 0007-5124
ニホンザル (Macaca fuscata) の排卵前後の血清LH動態
和 秀雄鳥居 隆三
著者情報
ジャーナル フリー

1991 年 40 巻 3 号 p. 401-405

詳細
抄録

ニホンザルメス15頭の16周期において2~24時間間隔の採血を行い, 排卵前後の血清LH, E2-17β: およびprogesteroneレベルの変動を明らかにした。16周期中3周期は無排卵であり, また残る13周期中3周期では, 採血開始が遅れたため, LH peakを確認できなかった。LH peakを確認した10周期のpeak時の値は25~280ng/mlであった。このうち8例では, E2-17βのpeakは, LHのpeakの0~30時間前に見られたが, 2例では, LH peakの13時間および20時間後に見られるという前後関係の逆転が見られた。LH peakから排卵までの時間は, 0~47時間30分であった。LHレベルと黄体期のprogesteroneレベルの間には, とくに関連は見られなかった。

著者関連情報
© 社団法人日本実験動物学会
前の記事 次の記事
feedback
Top