神奈川大学理学部
2014 年 50 巻 1 号 p. 59_4
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水の臨界点(374℃,22.1MPa)を超える温度・圧力の状態は超臨界水と呼ばれるが,臨界点よりもやや低い領域にある高温,高圧の水(液体)が亜臨界水である.亜臨界水や超臨界水は無極性の有機化合物を溶解し,有機化合物を加水分解する等,普通の水にはない性質を持っている.水は地球上に豊富に存在する資源であり,化学的に安定で環境に負荷もかけないことから,近年様々な領域で活用が検討されている.
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