ファルマシア
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FYI(用語解説)
コンディショナルノックアウトマウス
原 雄二
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2014 年 50 巻 6 号 p. 553_3

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抄録

特定遺伝子について臓器・時期特異的な欠失・改変操作がなされたマウスのこと.同動物作製では,臓器・時期特異的な活性を示すプロモーター配列およびDNA組換え酵素(主にCre-レコンビナーゼ)をコードする遺伝子配列をつなげた外来遺伝子が導入される.標的遺伝子配列の前後にCre-レコンビナーゼ認識配列(LoxP配列)が挿入されていると,LoxP配列間の標的遺伝子が部位特異的組み換え反応で除去される.全身性遺伝子ノックアウトマウスが胎生致死を示す場合でもノックアウト個体を作製し得るため,コンディショナルノックアウト法は目的遺伝子産物の臓器特異的な生理機能解明に欠かせない手法となっている.

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© 2014 The Pharmaceutical Society of Japan
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