2016 年 52 巻 10 号 p. 904-905
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表紙の説明:ゲンノショウコは日本三大民間薬のひとつ.開花直前に採取した地上部を干し,煎じて用いる.名の由来は,飲むとピタリと下痢が治まる「現の証拠」.白花系と紅色系とに大別される.本花は雄しべが先に成熟し,その後に雌しべが開く雌雄異熟により自己受粉を防いでいる.弾けて種子を飛ばした後の朔果(さくか)が神輿(みこし)の形に似ることから,ミコシグサの別名もある.晩夏から秋は,本花にとって,まさにお祭りの季節なのだろう.
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