神戸大学医学研究科分子細胞生物学分野
2016 年 52 巻 10 号 p. 940-944
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これまで増殖因子による細胞増殖制御機構は非常によく解析されてきたが,細胞接触や機械刺激による増殖制御の機構については不明な点が多かった.Hippo経路は細胞接触や機械刺激を感知するユニークな経路で,器官のサイズ制御に関与すること,細胞分化に関与すること,強力ながん抑制遺伝子として作用することなどが明らかとなり,抗がん剤の分子標的として,再生医学における分子標的として,最近注目を集めている.
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