ファルマシア
Online ISSN : 2189-7026
Print ISSN : 0014-8601
ISSN-L : 0014-8601
最前線
薬物送達のための微粒子製剤設計戦略
竹内 洋文
著者情報
ジャーナル フリー
電子付録

2016 年 52 巻 11 号 p. 1043-1047

詳細
抄録

患者さんの立場に立った薬物投与法、製剤を考え、具現化することを目標に微粒子製剤設計の研究を行って来た。そのスタートとなったキトサンコーティングリポソームによるインスリン、カルシトニンの経口投与、経肺投与時のポリマーコーティングの効果、リポソームを用いた点眼による後眼部送達の3つの検討について述べる。これら3つの投与経路において微粒子キャリアーによってできること、我々の研究方針を示す。

著者関連情報
© 2016 The Pharmaceutical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top