ファルマシア
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セミナー
誠実な研究活動のために(Part 1)
生命科学の課題
田中 智之
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2016 年 52 巻 2 号 p. 131-135

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抄録

我が国の生命科学領域では近年相次いで大きな研究不正事件が発覚している。国際的にも生命科学研究の再現性の低さが注目を集めており、その要因のひとつは研究不正と考えられている。研究不正は研究者間の信頼関係を損ねるだけではなく、研究コミュニティの健全な発展を阻害する。さらには社会に大きな損害を与えることもある。研究者やその支援者は研究不正の実際を理解し、協働してこの問題に取り組む必要がある。

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© 2016 The Pharmaceutical Society of Japan
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