「食品の機能性に関するエビデンスの検証:臨床試験の実施と解析における応用」
横浜薬科大学 食化学・総合健康メディカルセンター
速水耕介、都築繁利、渡邉泰雄
機能性を有する食品の有効性評価について、①過去に臨床試験が実施されなくても伝承的に信じられた機能性である「アルコール飲料に因る不快感を減少」効果を臨床薬理学的に適確な方法を用いて実証し裏づけた。②過去の研究報告では、少数ながら軽度疾患者までを含む集団に対する報告が珍しくない。 従って、現在の選択基準に沿った母集団に対しての有効性の検索をメタアナリシスで用いられる解析方法を用いて、統合解析を試みた。