慶應義塾大学薬学部
2017 年 53 巻 4 号 p. 301-304
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一般に医薬品は、有効性および安全性確保のために、有効成分を単体で製剤とするのではなく、界面活性剤などの添加剤等を加えて製剤化している。製剤技術の中には、多くの物理化学の知識が活かされている。本稿では特に物理化学で学んだコロイドなどの基礎的な知識が必要な製剤について紹介する。医薬品を日常的に扱う薬剤師業務の中で、物理化学的視点に基づいて医薬品をとらえ臨床に活かすことについて考えてみたい。
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