大阪市立大学大学院医学研究科医薬品・食品効能評価学
2018 年 54 巻 10 号 p. 966_4
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「食」の機能は,一次機能(生命維持のための栄養面での働き:栄養機能),二次機能(味や香り,食感などが含まれており,食事を楽しもうという味覚・感覚面での働き:感覚機能),三次機能(生体の生理機能の変調を修復する働き:生体調節機能)に分類される.近年,特に疾病・老化予防の立場から,免疫力を高めたり,高血圧や肥満,糖尿病などに対する疾病予防機能や,疲労回復機能,活性酸素の生成を抑制して老化を防止する機能など,「食」の三次機能が注目されている.
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