ファルマシア
Online ISSN : 2189-7026
Print ISSN : 0014-8601
ISSN-L : 0014-8601
くすりの博物館をゆく
第21回 山形市郷土館(旧済生館本館)
池田 幸弘
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 54 巻 7 号 p. 704-705

詳細
抄録

山形市郷土館は,山形城の城跡を整備した霞城公園に建てられている.山形城は,延文元年(1356年)に羽州探題として山形に入部した斯波兼頼(最上家初代)が築城したのが始まりと伝えられ,歴史のある城の部類に入ると言えそうである.城主が最上義光(1546〜1614年)のとき,この地でもう1つの関ヶ原合戦と呼ばれる「長谷堂合戦」(1600年)が繰り広げられた.上杉家の直江兼続らが本城に攻め込んできた際,10日間にわたって城に霞がかかり,城郭が全く見えなかったことから,別名の「霞ヶ城」の名が付けられたという.その間に石田軍敗走の報が届き,この東北での戦いは終結した.

著者関連情報
© 2018 The Pharmaceutical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top