東京大学大学院薬学系研究科
2019 年 55 巻 10 号 p. 954-958
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微小管作用薬は抗がん薬として臨床で広く使用されているが、末梢神経障害等の副作用問題がある。その改善を目指して細胞分裂に重要なキナーゼやモータータンパク質を標的とした様々な分裂期阻害薬が開発され、臨床試験が行われている。本稿ではそれらの創薬の軌跡を最新の知見を交えて紹介するとともに、当研究室の研究対象でもある「中心体」の新たな創薬ターゲットとしての可能性についても提示する。
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