東京大学大学院薬学系研究科機能病態学教室
東京大学大学院薬学系研究科有機合成化学教室
2019 年 55 巻 6 号 p. 532-536
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
アルツハイマー病(AD)などの神経変性疾患において特徴的な病理所見であるアミロイドの蓄積は疾患発症の原因であり、その形成抑制、除去が治療戦略として考えられている。我々は、光エネルギーを用いてアミロイド選択的に酸素原子を付加する光酸素化触媒を開発し、特にAD脳に蓄積するAβとタウアミロイドに対する薬効を明らかにしてきた。これらの検討から、AD治療におけるアミロイドの酸素化の意義が示唆された。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら