微生物化学研究所
2019 年 55 巻 8 号 p. 780-782
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アミド結合はタンパク質の主鎖や現代社会に不可欠な人工高分子の主鎖を形成するほか,医薬品などの低分子化合物にも頻見される普遍的な化学結合である。試薬を利用する結合形成法が主流であるが,環境調和型有機合成の重要性が高まる中,試薬に頼らない方法論の確立が強く望まれている。本稿では,アミド結合形成の触媒化研究の潮流について概説する。
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