ファルマシア
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セミナー
モデルマウスを用いた記憶障害メカニズムの解析
遠藤 昌吾
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2019 年 55 巻 9 号 p. 859-863

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抄録

記憶は、生物である“ヒト”が個性を持つ“人”である為に不可欠であり、記憶機能の維持・回復は高齢化日本において重要な課題である。記憶の基本的機構は種を越えて保存され、様々な動物が記憶の研究に用いられている。その中でもマウスは、ヒトの疾病を反映したモデルや遺伝子改変によるモデルが得られることから、記憶の研究や薬学・医学研究に広く用いられている。本セミナーではマウスを用いた記憶の解析について、そして、記憶障害のモデルマウスについて述べる。

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© 2019 The Pharmaceutical Society of Japan
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