ファルマシア
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電子付録

2020 年 56 巻 6 号 p. 492-493

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抄録

ミニ特集:立体構造から読み解く多剤耐性のメカニズム
ミニ特集にあたって:多剤耐性にはたらくトランスポーターは,細胞膜中あるいは細胞質内の様々な化合物を細胞外にくみ出し,その効果を抑制している.これらトランスポーターは,微生物では抗生物質に対して,がん細胞では抗がん剤に対して耐性因子として働く.一方,ヒトの通常組織で発現しているトランスポーターは薬物のクリアランス機構など重要な役割も果たしている.近年,それらの立体構造解析から,化合物の基質認識や輸送機構の理解に大きな進展が得られてきた.本ミニ特集では,これら立体構造と多剤耐性のメカニズムについて最前線で研究されている先生方から最新の成果をご寄稿いただいた.多剤耐性への理解をさらに深めるきっかけになれば幸いである.
表紙の説明:黄門様の印籠で有名な徳川家の家紋は,三つ葉葵紋だが,自然界にミツバアオイなる植物は存在しない.葵とは,通常,下鴨神社,上賀茂神社の神紋であるフタバアオイを指しており,徳川家の家紋のルーツもここにある.葵祭は,内裏,牛車,勅使,供者の衣冠に至るまで,全てフタバアオイの葉で飾ったことがその名の由来とされる.フタバアオイには,神の不思議な力が宿っていると両神社では伝えている.電子付録では,フタバアオイの植物と共に双葉葵紋を紹介する.

© 2020 The Pharmaceutical Society of Japan
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